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コンプライアンス違反事例から考える勤怠管理の正しいあり方

企業は利益を生み出すために経営するものですが、法律をしっかりと守ることは必須です。特に現代はコンプライアンスを守ることが大事な時代。従業員をきちんと休ませ、気持ち良く働いてもらうことも重要です。この記事では、コンプライアンスの概念や、アルバイト従業員を雇うときに企業が捉えておくべき留意点を解説します。


目次[非表示]

  1. コンプライアンスとは?
  2. コンプライス違反になるとどうなる?
  3. 違法残業はコンプライアンス違反に
  4. 強制労働によるサービス残業もコンプライアンス違反に当たります
  5. シフオプで労務コンプライアンスを強化したシフト管理をしましょう
  6. まとめ


コンプライアンスとは?

コンプライアンス(Compliance)とは、日本語で「法令遵守」と呼ばれます。とくに企業が経営上法律や法令に従い、法律の範囲内で利潤を追求していくことを指しています。

なぜ、法令遵守というごく当然の概念が改めて注目されているのでしょうか。

企業が経営活動をしていくなかで、ときに自社の利益を追い求めるあまり、法律を無視したりないがしろにするケースが増えてきました。とりわけアメリカでは世界的な巨大企業による法令違反が相次いだことを深刻に受け止め、企業の経済活動の行きすぎをいかに防ぐかに注目が集まったのです。

そうした状況を通して経済界や学界から企業の法令遵守をシステム化する流れが生まれました。企業による活動全体を監査役や社外取締役、委員会といった外部の視点を含めたコントロールを強化する「コーポレート・ガバナンス(企業統治)」をはじめ、企業が組織内部の法令違反や不正行為を防止するための仕組みや運営方法をおこなう「インターナル・コントロール(内部統制)」といった概念は、日本にも広く浸透しています。

とりわけコンプライアンスは法令違反と直接結びつく重大な概念のため、非常に重要視されています。現在、コンプライアンスといった言葉のなかには、法令遵守はもちろん、社内規定や企業倫理、さらには社会倫理といった法律の枠を超えた意味を持つようになりました。


コンプライス違反になるとどうなる?

コンプライアンスといった概念を通して社会の厳しい目にさらされている現代日本の企業。もしコンプライアンスに違反してしまったらどうなるのでしょうか。

法令違反はすなわち違法行為のため刑事罰の対象になる可能性も高い問題です。しかし、現在のようにコンプライアンスの概念が拡大すると、経営活動や商品・サービスに関して消費者や社会に対する倫理的な問題が生じただけでメディアやSNSで拡散され、企業活動に大きな影を落とすリスクが生まれます。

もしコンプライアンス違反の問題が大きければ、消費者はもとより業界や社会の中で築き上げてきた社会的信用が一瞬にして失われる事態になりかねません。

最悪の場合、消費者による不買行動や取引先からの取引停止が相次いで、企業の存続すら危うくなってしまいます。

このように、コンプライアンス違反とは、たとえ企業にとっては軽微であっても企業が社会で生きて行くうえで死活問題に発展してしまうほど重大な概念なのです。


違法残業はコンプライアンス違反に

ブラック企業や働き方改革が大きな社会問題となっている現在、連日のように劣悪な労働環境に関するニュースが報道されています。とくに違法残業の問題は労働者にとって残業代の未払いだけでなくときに生命の危険まで脅かされる重大なテーマです。

長時間労働によって労働基準法で定められた労働時間をはるかに超えて残業を続けた社員が過労死自殺したニュースは世間に波紋を呼びました。

また、滋賀県の木造建築工事業者のケースでは、これまで立件例がまれな最低賃金法違反で代表が逮捕される事態となりました。従業員に支払うべき給与が未払いの状態が続いたため管轄の労働基準監督署による度重なる出頭要請にも関わらず代表が応じなかったこと、さらに逃亡の恐れや証拠隠滅の可能性があったことが背景にあります。

労働基準法では法定労働時間を1日あたり8時間まで、1週間で40時間までと定めています。ただ、企業運営の上でどうしても残業が発生し、もし法定労働時間を超える労働や休日労働をさせたい場合、企業は労働組合との間で書面による取り決めが義務づけられています。この時間外労働時間のルールを根拠となる労働基準法第36条にちなんで「36協定」と呼びます。

つまり、たとえ36協定で法定労働時間を超える残業の取り決めがあっても、締結した労働時間を超えて働かせることはコンプライアンス違反となるのです。


強制労働によるサービス残業もコンプライアンス違反に当たります

サービス残業を強制することも労働基準法違反となります。サービス残業とは定時を過ぎてもタイムカードを打刻せずそのまま働くことだけだと思っていませんか。

実は日本の会社では日常の業務の中に法律的な観点からコンプライアンス違反となる風習が多く潜んでいます。

たとえば、毎朝、定時前に出社して朝の掃除をさせることや、残業時間30分以下は切り捨てたり、定時より30分経過してからでないと残業時間に含めないなど、聞いたことのある社内ルールもあるかもしれません。

いま取り上げた会社独自の労働時間に関する風習は、労働基準法の労働時間の取り扱いの点から誤っているものばかりです。

「昔からの会社のルールだから」「上司からの命令だから」そのようなコンプライアンスに対してあいまいなブラック企業はいまだに存在しています。


シフオプで労務コンプライアンスを強化したシフト管理をしましょう

ここではとくに労働時間に関するコンプライアンス違反についてご紹介しました。

社員全員の労働時間を正確に把握し、労働法規に基づいた賃金や手当を支給することは、企業としてごく当然の義務です。

しかし、複雑なシフト管理をしなければならない企業では、知らないうちにコンプライアンス違反となってしまうリスクもあります。

そういったシフト管理で労務コンプライアンスを強化していきたいならシフオプがおすすめです。社員やパート、アルバイトなど働くメンバーが多い企業ほどシフトづくりは毎回頭を悩ませるものですが、シフオプであれば違法シフトをアラートで知らせたり、シフトを効率的に作ることができるので、管理側の負担を軽減させることができるでしょう。


まとめ

シフオプなら法定労働時間や残業ルールに違反したシフト設定をするとアラートが自動で表示されるため、労務コンプライアンス違反を防止するのに役立ちます。

シフト管理で労務コンプライアンスが気になりはじめたら、ぜひ一度シフオプの窓口までお問い合わせください。


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