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アルバイトの連勤に注意。法定内でも過労のリスクに留意するべき理由

シフト作成時、アルバイトのシフトが連勤になってしまうことはありませんか?

アルバイトのシフト希望に沿って連勤シフトになる場合もありますが、人手不足や繁忙期のため無理なシフトになってしまうケースもあるでしょう。

連勤シフトはアルバイトの心身に大きな負担となり得るため、バランスよく休みを取ってもらうことが大切です。

シフト管理にあたって、労働時間や休日などの法令を遵守するほか、アルバイトの健康面や私生活への配慮も必要になります。


本記事では、連勤に関する法律上の決まりや、過度な連勤を防止できるシフト管理ツールについてご紹介します。


目次[非表示]

  1. 法律上認められている連勤の範囲は?
  2. 連勤による問題点とリスク
  3. 程よい休日が必要な理由
  4. システムで安定したシフト作成が可能
  5. まとめ


法律上認められている連勤の範囲は?

労働基準法では、労働時間や休日について次のように定めています。

  • 使用者は原則として、1日8時間、1週間に40時間を超えて労働させてはいけません。
  • 使用者は、労働時間が6時間を超える場合は45分以上、8時間を超える場合は1時間以上の休憩を与えなければいけません。
  • 使用者は、少なくとも毎週1日の休日か、4週を通じて4日以上の休日を与えなければなりません。

(出典:厚生労働省「労働時間・休日」)

このように、一日あたりの労働時間が定められているほか、休憩や休日の取得についても決まりがあります。
しかし、連勤については、「連勤日数の上限は何日まで」という明示はされていないため、上記法定内のシフトであれば、法律上の問題はないとされています。


たとえば7連勤の場合でも、1週間に40時間以内の労働時間で、週1日(変形労働時間制の場合は4週を通じて4日以上)の休日を与えていれば、法令違反とはなりません。


連勤による問題点とリスク

法律の範囲内であれば問題ないように思いますが、過度な連勤はアルバイトの健康リスクをともなうため、企業にとっても問題が生じる可能性があります。

過度な連勤は、アルバイトの肉体のみならず、精神的にも疲労が溜まりやすく、体の不調やストレスを招くリスクがあります。こうしたリスクは労働力の損失を招いてしまうため、生産性やモチベーションの低下をもたらす可能性があります。

アルバイトの健康を維持して、欠勤や離職を防ぐためにも、長期間の連勤を避けて、休日とのバランスがとれたシフト作成が大切です。


程よい休日が必要な理由

シフトに休日をバランスよく取り入れることにより、アルバイトのみならず、企業にもさまざまなメリットがあります。


■休日の確保で得られるメリット


アルバイト
企業
疲労回復ができる
パフォーマンスの向上が期待できる
私生活を充実できる
モチベーションの低下を防げる
働きやすさを感じられる
定着率の向上が期待できる


程よい休日はアルバイトの意欲向上につながります。
アルバイト自身が連勤を希望する場合においても、健康面への配慮を忘れずに、アルバイト本人と相談しながらシフトを組むとよいでしょう。

また、人員不足などの理由からやむを得ず連勤をお願いしている場合は、“業務の棚卸し”を通して、不要なフローを削減したり、作業の効率化ができているか見直したりすることも重要です。


システムで安定したシフト作成が可能

アルバイトの連勤状況を把握するためには、正確なシフト管理が欠かせません。
より効率的で適正なシフト管理が行えるツールとして便利なのが、シフト管理システムの“シフオプ”です。

シフオプには、労務コンプライアンス違反を事前に防止できる“アラート機能”が備わっているため、休日不足を防ぎ、労働基準法に則ったシフト作成が可能です。


アラート機能のサポートによって、目視確認が不要になり、効率よくコンプライアンスを強化できます。
アルバイトだけではなく、シフト管理を担当する方の業務負担削減にもつながるため、連勤防止施策を図る場合は、シフオプの導入を検討してみてはいかがでしょうか。


まとめ

バランスの取れたシフト管理がされていると、アルバイトにとって働きやすい職場となり、業務効率や生産性の向上にも有益となります。
アルバイトの私生活を充実させて、モチベーションを向上させるためにも、連勤を防ぎ、休日を適切に管理することが大切です。

シフオプでは、従業員の一人ひとりの勤務日数や休日数を把握できるため、連勤の調整に役立てられます。
シフオプを活用して、アルバイトに無理のない、安定したシフト作成を目指してみてはいかがでしょうか。


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