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介護業界の人員不足問題。原因は給与の水準の低さとシフト制?

介護業界では昨今、人員不足の深刻化が問題となっています。

公益財団法人介護労働安定センターの調査によると、6割以上が介護業界の人員不足を実感しています。

(出典:公益財団法人 介護労働安定センター「平成29年度 介護労働実態調査の結果」)


では、介護業界が人員不足に陥る原因とは一体何なのでしょうか?

今回は、介護業界における雇用の現状を踏まえ、どのような対策が必要となってくるか紹介します。


目次[非表示]

  1. 介護業界は特に人員不足が深刻
  2. 介護士不足の原因は、介護士の仕事内容や労働環境にも
  3. 介護士の離職を防ぐために、シフト管理を見直しましょう
  4. まとめ


介護業界は特に人員不足が深刻

介護業界で人員不足が深刻になっている社会的要因として、「少子高齢化社会」と「介護サービスのニーズの激増」が挙げられます。この2つの要因について、具体的に説明します。


少子高齢化社会

介護業界の人員不足の大きな原因として挙げられるのが「少子高齢化」です。

内閣府が発表した平成30年における「高齢社会白書」では、現在日本の全人口のうち、約27.7%が65才以上の高齢者であることが分かりました。

(出典:内閣府「平成30年版高齢社会白書」)


また、少子化も加速しています。

高齢者の増加に伴い、介護が必要な人口も増加しますが、その反面、少子化の影響も受けて介護職に就く人口が減少していくでしょう。

そのため、介護業界における需要と供給のバランスが崩れてしまいます。

少子高齢化によって今後さらに、介護業界のみならず、さまざまな業界が人員不足に悩まされると予想されています。


介護サービスのニーズが激増

もうひとつの社会的要因として、介護サービスの需要が急速に高まっていることが挙げられます。

これまで日本では、「子どもが親を介護する」というスタイルが一般的でした。しかし、少子化が進んでいることや、共働きの家庭が増えたことなどにより、家族の介護を民間のサービスに頼みたいという家庭が増えました。


また、核家族化が進んだため、家族内で介護サポートをする人が見当たらなくなったことも、介護サービスのニーズが増加している背景といえるでしょう。


介護士不足の原因は、介護士の仕事内容や労働環境にも

介護業界の人員不足が深刻化している原因には、介護職の仕事内容や労働環境も関係しています。

世間の介護業界に対するイメージは、ネガティブなものが多いようです。

そのイメージをなかなか払拭できず、介護業界への求職率の低さと離職率の高さに悩まされる企業も少なくありません。


介護職の特徴

介護職のネガティブなイメージとして、「重労働で体力的に大変」「精神的にきつくて大変」という2点が挙げられます。

介護職はやりがいのある仕事といわれていますが、夜勤がある施設もあり、生活リズムが乱れがちになってしまいます。また、介護サービスを受ける人の体調や言動に柔軟に対応しなければならないため、労働時間が長引くこともあります。

そして、介護職は勤務形態がハードというだけではなく、実務も重労働という特徴があります。50キロ近い大人の体を持ち上げることもあるため、体力に自信がある人でも、職業病として腰痛やヘルニアを発症してしまうケースがあります。

こうした仕事内容のハードさから、介護職に積極的に就こうとする人が少ないといわれています。


離職の理由

介護職では、労働環境への不満により離職率が高くなる傾向があります。

その不満のひとつに、「賃金の低さ」が挙げられます。介護職は身体的にも精神的にも大変な仕事であるにも関わらず、賃金が低く、給与が仕事内容に見合っていないという人も多いようです。

このような問題を解消するためには、介護職の賃金の引き上げや、有資格者や勤続年数によって賃金を上げるなどして、従業員のモチベーションを保ち、労働環境の改善を図ることも方法のひとつです。


介護士の離職を防ぐために、シフト管理を見直しましょう

介護職の離職を防ぐためには、働きやすい職場環境に整えることが重要です。

介護職は、無理なシフトで長時間労働になってしまいがちで、また、希望の休みが取りづらいことが、従業員のストレスの一因と考えられています。

働きやすい職場環境に整えるために、まずは「シフト管理」を見直してみてはいかがでしょうか。

紙面といったアナログの管理ではシフト作成に時間がかかってしまうだけでなく、気付かないうちに労働基準法に抵触するような、無理のあるシフトを組んでしまう可能性もあります。

そこでおすすめなのが、シフト管理システムの「シフオプ」です。

シフト管理システムのシフオプには、以下のようなメリットがあります。


  • シフト作成時間を短縮できる
  • 法令違反などのリスクがあるシフトを作成した場合には、自動的に警告がでる
  • シフトの締め切りや、シフト完成後の共有がお知らせが自動で送信できる
  • 従業員のシフトが一目で把握でき、従業員の休み希望が調整しやすくなる


このように、シフト管理方法を見直すだけで、雇用者と従業員の双方にメリットが生まれます。

介護職の離職原因にはさまざまなものがありますが、職場環境の改善を図ることも離職を防ぐためのひとつの対策方法です。


まとめ

大変といわれている介護職ですが、高齢者や日常生活に支障のある人のライフスタイルを支えるためには欠かせない業務です。サービスを受ける方の生活の向上に貢献でき、深い信頼関係を築け、やりがいも感じられる職業ですので、高い志や情熱を持っている従業員も多いでしょう。

情熱と実力のある従業員を大切にするためにも、雇用者はできるだけ職場環境を整えてあげることが大切です。職場環境を整えることで求職率が高くなり、一方で、離職率は低くなると予想されます。

シフト管理を見直すことは、職場環境を改善できるきっかけにもつながります。従業員の勤務形態の把握やシフトの共有ができる「シフオプ」の導入を検討してみてはいかがでしょうか。

シフト管理システム「シフオプ」はこちら


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