Original

飲食店オーナー必見!多店舗展開のポイントについて

飲食店を経営している方には、多店舗展開を視野に入れているという方も多くいらっしゃるかと思います。

しかし、店舗数が増える事で、必ず売上が倍に増える訳ではないけど、固定費は倍に膨れやすくなってしまうもの。今回の記事では、飲食店を多店舗展開する前に必ず知っておきたいことを解説していきます。

いつか多店舗展開したいという方や、すでに多店舗展開に動き出している方はぜひ参考にしてください。


目次[非表示]

  1. 多店舗展開には大きなメリットがある!
  2. 多店舗展開によるデメリットについて
  3. 2店舗目を出すタイミングはいつ?
  4. 多店舗展開を失敗させないためのポイント
  5. まとめ


多店舗展開には大きなメリットがある!

多店舗展開には純粋に売上が増加するというだけではなく、さまざまなメリットがあります。


リスク分散

多店舗展開には、店舗ごとのダメージをお互いにカバーし合えるというメリットがあります。たとえば、1店舗の状態で経営に行き詰った場合、その店舗は復帰することは難しいでしょう。しかし2店舗、3店舗を同時に経営していれば、ダメージを分散することが可能となります。

また、複数店舗を経営すると、多くの人材を抱えることになるため、当日にどうしても人が足りないという場合にも、店舗間で人材を賄うことが可能になります。


費用削減

飲食店にとって「仕入れ」は経営にかかる費用の中でも無視できない存在です。

複数店舗を経営することで、1店舗のときよりも仕入れ量が増えるため、仕入れ単価を下げることが可能となるのです。

飲食店においてスケールメリットをいかに利用するかは、経営において大変重要なポイントです。


認知度向上

自店舗のブランドを確立した状態で多店舗展開をすると、そのエリアでの認知度はさらに向上します。

また、認知度向上は信頼度の向上に繋がりやすいため、1店舗経営のときよりも集客率の向上が期待できます。


エリアや経営の比較・検討

多店舗展開のリスク分散によって、1店舗ではリスクが大きいと考えられていた運営方法のリスクを下げて、試すことが可能です。

また店舗間で、財務比較・原価比較・技術比較を行えるため、経営の効率化が期待できます。


多店舗展開によるデメリットについて

多店舗展開する場合、メリットだけでなくデメリットも把握したうえで、リスクヘッジ策も考えておかなくてはなりません。


経費増加

多店舗展開には必ず「人件費」「仕入れ」「家賃」「光熱費」などさまざまな経費がかかります。そのため、安定した利益を得られていない場合には、片方の店舗が足を引っ張ってしまう状況も充分考えられるのです。


人材管理

多店舗展開したてのときには、売上予測が立てづらく人材不足が発生しやすくなります。

その際に、決められた人数で効率的に人材を回す必要があるため、複雑なシフト管理が求められることとなります。人手不足を補うために、店舗間での人材の融通を図ろうと思っていたのに、移動にかかる交通費負担が重くなってしまったり、採用した従業員が他店舗での出勤を嫌がったりする場合もあります。


特定の店舗で働けないことで、従業員同士が十分にコミュニケーションを取れない事で起こる不和にも気を配らなければいけません。人間関係が希薄化しやすいため、1店舗運営時代よりもさらにコミュニケーションが重要になります。


管理全般の複雑化

人材管理だけでなく、経営するうえで必要な業務が増えるため、経営の負担は増加します。商業ビルにテナント出店した場合は、レジを締める方法が変わるでしょうし、店舗の仕様によっては同じ厨房機器や什器が揃えられず、商品展示のレイアウトを店ごとに変える必要があるかもしれません。


もちろん商圏によって販売する商品が異なるなど、取り扱う商品自体も変わってくる可能性があります。これでは、1人で全てを賄えきれなくなるため、店長やマネージャー候補の育成も必須となるでしょう。そして、全店舗共通のマニュアルを用意しておかないと、店舗によってルールが違ってしまい、従業員が店舗ごとのルールを覚えなければいけないという事態が発生してしまいます。


2店舗目を出すタイミングはいつ?

多店舗展開するうえで最も重要なのは、出店のタイミングです。

出店する際は以下の条件が全て揃っているのか、しっかりと見極める必要があります。


充分な資金がある

2店舗目を出店する場合、金融機関から融資を受けるケースがほとんどです。

開業資金を調達するためにも、現在の経営状況を明確に金融機関に伝え、融資審査の合否が出店タイミングを計る一つの目安となります。


人材が揃っている

多店舗展開のデメリットとしても紹介した通り、多店舗展開したてのときは人材不足に陥りやすくなります。

飲食店では最初が重要となりますので、充分な人数と、スキルを持った人材を用意する必要があります。


販売機会にロスがある

相次いで売り切れが続く、顧客を捌ききれないなど、販売機会のロスが頻繁に発生している状態は、言い換えると売上を伸ばす余地があるということです。

販売機会のロスを減らすには、多店舗展開のほかにも、POSデータを利用するなど店舗のオペレーションを効率化させる方法もあるため、現在の経営が最前であるかどうか、よく検討することが重要です。


多店舗展開を失敗させないためのポイント

多店舗展開をするメリットやデメリット、出店タイミング以外にも多店舗展開を成功させるために知っておきたいポイントを紹介します。


撤退ラインの確保

多店舗展開するには、1店舗の経営よりも費用が多くかかります。

そのため新店舗が軌道に乗るまで、1店舗経営のときよりも利益が出ないケースも多くあります。「いつまでに軌道に乗せるか」明確な目標を立てて経営し、達成できなければ潔く撤退することが重要です。


展開エリアの選定

多店舗展開には幅広いエリアに展開できるというメリットがありますが、遠すぎてしまうと、その地域のニーズを一から調べなくてはいけません。

比較的近場に店舗を増やすことで、予約であふれた際にほかの店舗に案内できることや、管理のしやすさなどのメリットがあるのです。


まとめ

1店舗と多店舗の経営は全く違うものです。

しかし、1店舗の経営で培ったノウハウは必ず、他店舗経営をするうえで役に立つものとなります。まずは今の店舗に無駄な費用はないか、帳簿の確認や、人員は効率的に回せているか、シフト表の確認などをしっかりと行い、現状を最善の状態に持っていくことが重要です。


シフト管理システム「シフオプ」のお問い合わせはコチラから。


人気のコラム

今後はどうなる?今もっとも人手不足の業界やその現状

労働基準法で定められる「残業時間」。定義や一日の上限について

付与義務は何日?労働基準法での「有給休暇」の決まり

労働基準法に違反したらどうなる?さまざまな罰則の決まり


人気のコラムをもっと読む

お問い合わせ・資料請求はこちらから

人気記事ランキング

タグ一覧