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店長・管理者に知ってほしいアルバイトの遅刻・欠勤を防ぐ4つのポイント

アルバイトスタッフが主力のお店では、当日の遅刻や急な欠勤を繰り返されるとお店の運営に支障が出てしまうことがよくあります。

もちろん、家庭の事情や学業との両立ができないような運営体制でないことが大前提ですが、遅刻や欠勤への対応を苦心している方も多いのではないでしょうか。

今回は、アルバイトの遅刻・欠勤を防ぐ4つのポイントをご紹介します。


目次[非表示]

  1. どうして遅刻するの?
  2. 遅刻・欠勤が減る4つのポイント
  3. それでも遅刻・欠勤が減らないときは
  4. トラブルを避けるためにも、上手なシフト管理を
  5. まとめ


どうして遅刻するの?

よくある遅刻の理由には2種類あり、本人に原因がある場合と、本人が原因ではなく仕方ない場合があります。ただし、病気などが理由であることもあるため、まずは責めることなく、よく理由を聞いてから判断することをおすすめします。


遅刻理由①本人に原因がある場合

よくある理由として、寝坊、出勤日や時間の勘違いなどがあります。この理由で遅刻・欠勤を何度も繰り返す場合、遅刻をしてしまうことに対してあまり罪悪感を持っていない可能性があります。

時間通りにアルバイトに来ることを当然のものとして叱ってしまうと、そのまま退職してしまいかねません。また、頭ごなしに叱ってしまうと、関係が悪くなる場合もあり、注意が必要です。

まずは遅刻の理由を聞き、一緒に解決策を検討してあげるようにしましょう。「シフトの前日にメールを送ってあげる」「まずは時間通りに出勤できたことを褒める」など、相手のやる気を引き出すような対応がベストです。


遅刻理由②本人に原因がない場合

よくある理由としては、交通機関の遅延や、病院、学生の場合は講義の延長などがあります。遅刻が重なる場合は、普段のシフト時間を繰り下げるなど時間を調整して対応しましょう。

ほかにも、連日の勤務で疲れがたまっている、病気による体調不良に悩まされている、などの場合もありますので、事情を聞いてから対応する必要があります。


遅刻・欠勤が減る4つのポイント

お店の運営に響くような遅刻・当日の欠勤を減らすためには、4つのポイントを押さえながら働きやすい職場であるかどうかを考えてみましょう。


①遅刻・欠勤の連絡方法を変更する

遅刻・欠勤の連絡は電話のみに限定していませんか?連絡方法を電話のみにしてしまうと、電話できるタイミングがなく時間ぎりぎりになってから連絡せざるを得ない場合もあり、お店の運営に支障が出やすくなります。

この場合はLINEやメールなどもOKにして、そのかわり1時間前程度から連絡することを徹底しましょう。連絡方法のハードルを下げつつ時間を前倒しすることによって、時間調整がしやすくなります。


②「出勤したくない」原因をなくす

どんな人であろうとも、働きづらいと感じる職場では行きたくなくなってしまいます。働きやすいと思ってもらえるよう、普段からコミュニケーションを取り、職場の雰囲気になじめているか、困ったことがないかをヒアリングしてください。

アルバイトに来てくれていることを喜んでいる気持ちを、相手に伝えることが大事です。


③「働いた分」だけ給料が出ることを意識させる

給料と労働には、ノーワーク・ノーペイの原則というものがあります。遅刻や欠勤など、労働者側の都合で労働力の提供がされない場合、就労しなかった時間についての賃金はカットされてしまいます。

言い換えると、「働いた分」だけ給料が支払われますので、例えば『稼ぎたい目標金額まで、あと何時間の勤務が必要』『今日の勤務でいくら稼げた』といった具合に、稼いだ金額を可視化させることでモチベーションを向上させる方法もあります。


④無遅刻・無欠勤のインセンティブを用意する

1か月の労働時間が所定時間以上のスタッフのうち、無遅刻無欠勤であるスタッフにはささやかでも手当やボーナスがあるとモチベーションがあがり遅刻・欠勤がぐっと減らせます。

給与増額とまでは行かなくても、魅力的なインセンティブを用意してみましょう。



それでも遅刻・欠勤が減らないときは

どうしても遅刻が減らない場合、減給・解雇などのペナルティを用意し、科すことになります。ただし、企業による減給・解雇には客観的合理性・社会的相当性のある理由が必要です。ペナルティを新しく定める場合は個人的に決めたりせず、就業規則に沿うようにしましょう。

また、たとえ就業規則に基準があったとしても、実施するには法的な客観性・相当性が必要になります。不当解雇として最高裁までもつれ込んだケースもありますので、勤怠記録のデータや、話し合いの音声記録、売上データなど、客観的な証拠なしにペナルティを科すことは避けましょう。



トラブルを避けるためにも、上手なシフト管理を

リクルートジョブズが提供するシフト管理ツールのシフオプでは、シフト作成が簡単にできる機能だけでなく、シフトのリマインド機能や、登録している従業員とメッセージ機能を通して直接やり取りできるので、遅刻しがちな従業員へのフォローアップにも便利です。


スマートフォンで自分のシフトが常に確認できるので、従業員がシフトを見忘れた、勘違いした、という事態も防ぎやすくなっています。


急な欠員が出た場合でも、ヘルプ機能を通して一斉に全従業員に出勤可能かメッセージが送れるので、混雑中でも余計な時間がかかりません。

シフト管理に特化したシフオプを、是非ご検討ください。


まとめ

遅刻・欠勤には厳しい態度で臨んでしまいがちですが、基本的には逆効果です。また、必ずしもアルバイト側に原因があるというわけでもないため、スタッフが働きやすくお互いに助けてあげたくなる職場づくりができているかどうかも大切なポイントとなります。一緒にお店を盛り上げてくれるスタッフを大切にし、良い関係を築いていきましょう。


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