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アルバイトリーダーとは? 役割や人材選びのポイント

アルバイトスタッフの数が多い店舗で、店長や社員が全員をフォローすることは困難です。

また、責任者が不在の場合に店舗を統括できるスタッフがいなければ、トラブル時の適切な対処はもちろん、新人アルバイトの教育も容易には行えません。

円滑な店舗運営や人材育成を行うためには、店長・社員以外で現場をまとめられるアルバイトリーダーを置くことが有効です。この記事では、アルバイトリーダーとは何か、一般的な役割や人材選びのポイントについて解説します。


目次[非表示]

  1. アルバイトリーダーとは
  2. アルバイトリーダーの一般的な役割
  3. アルバイトリーダーに適した人材を選ぶポイント
  4. まとめ



アルバイトリーダーとは

アルバイトリーダーとは、アルバイトを統括する役割を担う人のことです。

通常業務に加えて、ほかのアルバイトのフォローや指示を行い、円滑な店舗運営をサポートすることを目的に配置します。店長や社員が不在の場合には店舗を管理する役割も担います。

アルバイトリーダーを配置することで、店長・社員業務のサポートを任せられるほか、スタッフの管理や現場の状況把握を行いやすくなります。また、アルバイトリーダーに責任のある業務の権限を与えて、業務負荷の軽減、業務効率化を図ることも可能です。



アルバイトリーダーの一般的な役割

アルバイトリーダーの役割は業種や店舗によって異なりますが、一般的な内容としては以下が挙げられます。


アルバイトスタッフの教育

アルバイトリーダーは、基本的な業務に加えて、接客方法やマナーなどをほかのアルバイトスタッフに教育する役割を担います。

指導するアルバイトスタッフが新人の場合には、事前研修や実務での付き添い指導を実施するケースもあります。また、店長・社員よりも心理的距離が近くなりやすいことから、アルバイトスタッフの相談役や面談などを担当する場合もあります。


現場業務の指示・サポート

アルバイトスタッフに業務指示を出して、業務が円滑で効率的に遂行するようにサポートすることもアルバイトリーダーの役割です。

具体的には、各アルバイトスタッフのスキル・適性を踏まえた仕事の割り振り、新人のフォローなどを行います。トラブルが起きたときや業務に手間取っているアルバイトスタッフがいる場合には、サポート業務に回ることもあります。


シフト管理

店舗によっては、アルバイトスタッフのシフト管理をアルバイトリーダーが担当していることもあります。アルバイトスタッフからシフト希望を収集して、閑散の時間帯や必要人員数を考慮しながらシフト作成を行います。

また、シフト作成後にアルバイトスタッフへ通知を行い、人員不足の場合には「シフトに入れないか」と個別に相談する役割も務めます。



アルバイトリーダーに適した人材を選ぶポイント

円滑な店舗運営や人材育成を実現するには、アルバイトリーダーの配置が有効です。

ただし、リーダーとしての業務を行って現場を統括してもらうためには、適性のある人材選びが欠かせません。アルバイトリーダーに適した人材選びのポイントには、以下の5つが挙げられます。


①業務に対する知識・経験がある

アルバイトの教育をはじめ、的確な業務指示・フォローを行うには、業務に対する知識・経験が必要です。また、ミスやムラなく業務を適切に処理できるスキルも求められます。

アルバイトリーダーを選定する際は、雇用年数だけで判断するのではなく、あらゆる業務・ポジションに就いて実務経験を積んだ人を選ぶことがポイントです。


②アルバイトから信頼されている

アルバイトリーダーは、ほかのスタッフに指導する立場になるため、人としての信頼性も重要です。

「感情的になる」「人によって態度が変わる」「自己中心的に行動する」というような人では、アルバイトスタッフからの信頼を得ることは難しいでしょう。

リーダーを選定する際は、以下のような特徴を持つ人を選ぶことがポイントです。

  • 周囲と円滑なコミュニケーションが取れる
  • 誰に対しても平等に接する
  • 理不尽な発言・行動をしない


③意欲・積極性がある

アルバイトリーダーには、意欲・積極性も必要です。適性のある人材でも、本人に意欲がなければ、アルバイトリーダーになることでモチベーション低下につながってしまうことがあります。

店長や社員が一方的に決めるのではなく、リーダーとして積極的に取り組む姿勢があるかどうか見極めましょう。そのためには、候補者と面談を行い、リーダーの役割や姿勢、求める人物像などを共有しつつ、リーダーに就く意欲があるか確認することがポイントです。


④客観的に物事を捉えられる

リーダーとして現場を統括してもらうには、店舗の状況やアルバイトスタッフの動きなどを客観視できる能力が必要です。

現場では、さまざまなトラブルが起きたり、アルバイトスタッフの意見の違いによって問題が起きたりすることもあります。

これらの物事に対して私情を挟まず冷静に事態を捉えられる人は、店舗運営をサポートしながら、アルバイトスタッフをうまくまとめられます。周囲の動きを見渡しながら、臨機応変に業務を遂行できている人を選ぶことがポイントです。


⑤的確に指示・指導内容を伝えられる

アルバイトスタッフに指示・指導を行う際は、指示・指導の内容を的確に伝えられる能力も必要です。

指示があいまいだったり、気を遣って注意ができなかったりすると、個人の成長につながりません。アルバイトリーダーを選定する際は、自分の考え・指示を的確に伝えられる人を選ぶのがポイントです。



まとめ

アルバイトリーダーは通常業務に加えて、ほかのアルバイトスタッフのフォロー・指示を行い、円滑な店舗運営や人材教育をサポートする役割を担います。店舗によっては、シフト希望の収集から作成、管理に至るまでアルバイトリーダーが担っているケースもあります。

アルバイトリーダーを選ぶ際は、店舗業務に関する知識・スキルをはじめ、信頼性や積極性、客観性を持ち、的確に指示内容を伝えられる人を選ぶことがポイントです。

人材教育や現場フォローなどが追い付いていない店舗では、今回紹介したポイントを押さえつつ、アルバイトリーダーを配置してみてはいかがでしょうか。

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