catch-img

夜勤のシフトを作成するには?組み方と注意すべきポイントを解説

消費者の利便性や、企業の生産性の向上のため、多くの業種で24時間営業や深夜営業が行われています。そのために設けられている“夜勤”という働き方。夜勤にもさまざまなシフトパターンがあります。
今回は、夜勤のシフトを作成する方法と作成時の注意点について解説します。


目次[非表示]

  1. 夜勤は大きく分けて2種類?
  2. 夜勤シフト作成は基本的に日勤と同じ
  3. 従業員のシフト満足度を高めるためには?
  4. まとめ


夜勤は大きく分けて2種類?

夜勤は、“夜勤専門”と“交代制”の2種類に分けることができます。企業によっても異なりますが、小売業の場合は夜勤専門、製造業などは交代制でシフトを組み立てているところが多いようです。以下では、夜勤専門と交代制の違いや特徴について説明します。

夜勤専門(夜勤専属)

夜勤専門とは、その名のとおり夜間のシフトのみに入るパターンです。
たとえば、勤務が22時から始まり、終業は翌日の6時まで。ほかの時間帯のシフトに入ることはありません。
夜勤専門は、夜間が就業時間になるため、慣れてしまえば生活リズムを作りやすいといえるでしょう。

交代制(2交代制や3交代制)

交代制とは、勤務時間帯を複数に区切った勤務体制のことで、24時間稼働している工場や医療施設などでよく見られます。交代制にも種類があり、2交代制と3交代制では特徴や労働時間は異なります。

2交代制の場合

2交代制の多くが日勤と夜勤に分けられ、勤務時間は8時間から16時間程度と幅があります。業種や職種によって異なり、12時間勤務を例とすると休憩が1時間、休息が30分間、時間外労働が2時間30分というパターンが一般的。16時間勤務の場合は夜間に2~3時間の休憩を加えるというところもあります。

2交代制のシフトは1回の勤務時間が長いため、従業員が体力を消耗しやすいという面がありますが、従業員の安全を配慮し、夜勤明け当日と翌日は休日とする企業が多いようです。法律上、法定休日は午前0時~午後12時までの休日を指すため、夜勤明けの当日は法定休日を与えたことにはなりません。休日の設定には注意しましょう。

従業員にとっては、次の出勤までの時間が長いため、体調管理を行いやすくプライベートな時間を充実させやすいというメリットもあります。

3交代制の場合

3交代制は24時間を8時間ごとに3分割し、日勤・準夜勤・夜勤というシフトパターンに分ける働き方です。

2交代制のシフトと比べると、1回の勤務時間が8時間と短く、体への負担を軽減できるというメリットがあります。

しかし次の勤務との間隔が短く、従業員が休息を十分にとれないシフトになってしまう場合もあります。変則的な勤務時間は、従業員が生活リズムを崩しやすいというリスクもあります。


夜勤シフト作成は基本的に日勤と同じ

夜勤だからといって、シフトを組み立てるときに特殊な作業が必要になることはありません。基本的には日勤のシフトと同様に考えて良いでしょう。
シフト制勤務の場合は、勤務の時間帯によって必要となる従業員の数が異なります。そのため、時間帯に合わせた適切な人数を配置できるようなシフトを組み立てましょう。

また、変則的な労働時間が続くと従業員が体調を崩してしまうことも考えられるため、休みと勤務時間に十分に配慮することも必要です。


従業員のシフト満足度を高めるためには?

夜勤のある企業や店舗は、シフトの偏りに注意することが大切です。
たとえば、特定の従業員ばかりが夜勤になっていないか、新人とベテランがバランス良く配置されているかなど、従業員の希望を考慮しつつ、それぞれの負担をできるだけ分散しましょう。

とはいえ、シフトの組み立ては手間と時間のかかる作業。定期的に発生するシフトの作成は、通常の業務と並行して行う必要があるほか、従業員の希望やコンプライアンスを考慮する必要もあるためシフト管理者の負担になりがちです。
煩雑なシフト作成はシフト管理サービスを活用するのもポイントです。

シフオプで適切なシフトを簡単作成

“シフオプ”は、直感的な操作と多彩な機能でシフトの作成を手軽なものに変えてくれるクラウド型シフト管理システムです。

シフト作成の準備段階となる従業員の希望シフトの申請も、パソコン・スマートフォン・フィーチャーフォンなど、いずれのデバイスからも操作が可能。申請締め切りの3日前や当日など、管理者があらかじめ設定したタイミングでリマインドメールが自動送信されるため、締め切り日に申請がそろっていないという問題も軽減できます。

肝心のシフト作成は、事前に基本シフトのパターンを登録しておくと、基本シフトをもとにしてシフト調整を行えるため、シフト作成時間を短縮できます。確定したシフトは、従業員へ自動で送信され、日別・週別・月別と複数の切り口で確認できます。

忘れてはならない人件費管理

シフト作成のベースとなる人件費。人件費の管理もシフオプなら簡単に管理が可能です。
シフトを作成する際、自動で人件費の計算を行ってくれるだけでなく、事前に人件費の予算を設定することも可能です。組織的に人件費をモニタリングすることで、人員の調整やシフト管理スキルの向上に役立ちます。

モデルシフト表示&アラート機能

モデルシフト表示機能では、必要な人数に対する過不足や予算に対する人件費がリアルタイムで表示されます。
アラート機能は、コンプライアンスリスクのあるシフトに警告を表示して健全なシフト作成をサポート。企業独自の設定もできるため、労務規定違反にも対応できます。


まとめ

夜勤のシフトは、基本的に日勤のシフト作成と大きな違いはありませんが、日勤と比べると勤務時間が長くなる傾向があるため、従業員の健康への配慮が必要です。
従業員が体調管理をしやすいよう、適切なシフトと人員配置を検討することが、管理者として大切だといえるでしょう。

また、従業員の満足度を高めるためには、シフトの偏りにも注意が必要です。特定の従業員に負担をかけていないか、必要人数や業務の習熟度に合わせた配置ができているかなどをしっかりと確認し、適切なシフト作成を検討しましょう。

お問い合わせ・資料請求はこちらから

シフト管理効率化・人件費管理強化サービスシフオプ利用ユーザー数80,000人突破!資料ダウンロード(無料)
月40時間以上の業務節減!!業務効率化・人手不足対策・人件費・管理強化・シフト管理効率化など...

人気記事ランキング

タグ一覧

関連記事