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アルバイトの採用面接における見極めのポイントと質問例

アルバイトの採用面接は応募者の特性を知り、自社に合った人材を判断する重要な機会といえます。採用のミスマッチを防ぎつつ、優秀な人材を獲得するには採用面接時に応募者をしっかりと見極めることが重要です。

また、応募者の対応や表情、質問に対する回答など、履歴書では分からない情報を収集することも面接の重要な役割といえます。

本記事では、アルバイトの採用面接で応募者を見極めるポイントや質問例、応募者による辞退を防ぐコツについて解説します。


目次[非表示]

  1. アルバイトの採用面接で応募者を見極めるポイント
  2. アルバイトの採用面接で有効な質問例
  3. 応募者による辞退を防ぐコツ
  4. まとめ


アルバイトの採用面接で応募者を見極めるポイント

アルバイトの採用面接を行う際、応募者のどのような点を確認するとよいのでしょうか。ここでは、職種や業務内容にかかわらず、共通して必要になる見極めのポイントを3つ紹介します。


①仕事に対する意欲

採用面接を通して、仕事に対する意欲の有無を見極める必要があります。具体的には、仕事に対する考えや業務への関心などが挙げられます。

仕事に対して意欲がない場合、採用の辞退や入社後の早期離職につながりやすく、採用コスト・時間の損失を招く恐れがあります。面接時に応募者の仕事への意欲を見極めることで、長く働いてくれる人材の採用へつなげることが可能です。


②職場との相性

店舗の雰囲気や在籍中のアルバイトスタッフなど、職場と応募者がマッチするかどうかも見極めるポイントの一つです。職場との相性を見極める際は、面接を通して応募者の人柄や性格を判断する必要があります。

職場環境や働き方、人間関係などと相性のよさそうな応募者を見極めて採用することができれば、入社後に職場になじみやすく、スムーズな関係の構築が可能です。職場の人間関係が良好になれば、アルバイトの早期退職防止にもつながります。


③採用条件との整合性

アルバイトの採用面接では、企業が求める採用条件を満たしているかの見極めも重要です。面接を通じて、応募者が希望する条件や待遇、シフト日数などを聞き出しましょう。

採用条件との整合性を見極めて互いの認識をすり合わせることにより、採用後のミスマッチを防げます。また、双方が納得のうえで雇用関係を結ぶことで、入社後のトラブル回避にもつながります。



アルバイトの採用面接で有効な質問例

ここからは、具体的な質問例をいくつか紹介します。


仕事に対する意欲を確かめる場合

仕事への意欲を見極めるには、応募理由や目標について具体的な回答ができるか否かを確認するのがポイントです。

「待遇がよいから」「交通の利便性が高いから」などの理由だけでは意欲が高いとはいえません。反対に、入社後の業務に関心があったり、将来の目標があったりする応募者は意欲が高いと判断できます。


▼質問例

  • 「今回アルバイトに応募した理由を教えてください」
  • 「なぜこの職場を選んだのですか」
  • 「この仕事のどのような点に魅力を感じますか」
  • 「入社後に挑戦したい業務や目標はありますか」


職場との相性を確かめる場合

職場との相性を確かめたい際は、応募者の特性に目を向けることがポイントです。質問を通じて、在籍中のアルバイトスタッフと良好な関係性を築けるか、職場の雰囲気になじめるかなどを判断します。

この際、回答内容が実際の職場環境と一致している応募者ほど、自社との相性がよいと判断できます。また、在籍中のアルバイトスタッフと同じような性格、趣味を持つ応募者も、入社後に早く職場になじみやすいといえます。


▼質問例

  • 「どのような職場で働きたいと思いますか」
  • 「趣味は何ですか」
  • 「あなたが思う、自身の長所と短所を教えてください」
  • 「○○(業務に関する状況)のとき、あなたならどのように対応しますか」


採用条件との整合性を確かめる場合

自社の採用条件とマッチしているかを確かめる際は、基本的な労働条件に加えて、応募者が希望している働き方・職場環境をヒアリングすることがポイントです。

自社の採用条件と一致している応募者ほど定着しやすく、企業・応募者の双方にとってメリットのある採用であると判断できます。


▼質問例

  • 「週に何日(1日何時間)働きたいですか」
  • 「給与の希望はありますか」
  • 「シフトに入れない時間・期間はありますか」
  • 「(プライベートや学業・家事など踏まえて)どのような働き方をしたいですか」



応募者による辞退を防ぐコツ

採用コストの損失を防ぐためには、応募者からの辞退を防ぐことも重要です。ここからは、面接前・採用通知後の2つの段階に分けて、辞退防止のためのコツを紹介します。


面接前

面接前の辞退を防ぐためには、応募後の速やかなフォローが必要です。応募後に採用担当者から応募者への連絡が遅れてしまうと、他社での採用が決まる可能性があります。

また、面接日を先延ばしにすると、入社意欲が低減して辞退される可能性が高まります。応募者の希望に応じて柔軟にスケジュールを設定することもコツです。


採用通知後

採用通知後の辞退を防ぐためには、面接の最後に応募者からの質問を受けるヒアリングの時間を設けることも重要です。


▼ヒアリングの項目例

  • 求人の募集要項で気になった点
  • 入社に対する疑問点や不安に感じる点
  • 入社に向けて知っておきたいこと

ヒアリングによって応募者の疑問・不安を解消することで、自社への理解が深まり、入社に対する意欲を高められます。



まとめ

自社に適した人材を獲得し、採用後のミスマッチを防ぐためには、採用面接でいかに応募者を見極められるかが重要です。

アルバイトの採用面接で見極めるポイントには、仕事に対する意欲・職場との相性・採用条件との整合性の3つが挙げられます。質問に対する応募者の回答から、意欲の有無や自社の職場環境・採用条件と一致しているか確認することがポイントです。

また、応募者による辞退を防ぐために、応募後の速やかなフォローをはじめ、面接時に応募者の疑問・不安を解消するためのヒアリングの時間を設けることも重要です。今回紹介した見極めのポイントや質問例、辞退を防ぐコツをぜひ採用面接にお役立てください。

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