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【薬剤師編】シフト作成時のポイント・注意点まとめ

病気やケガの治療などで必要とされる医薬品には、ドラッグストアやバラエティショップなどで購入できるOCT医薬品と処方箋をもとに調剤する医療用医薬品があります。


私たちの生活の都合上、医薬品は曜日や時間帯を問わずに必要となるため、医薬品の販売店ではそのニーズに応えるべく、近年では薬剤師をシフト制で配置しているケースも見られます。


今回は薬剤師のシフトの特徴を踏まえて現場をスムーズに稼働させるためのシフト管理のポイントを解説します。


目次[非表示]

  1. 薬剤師のシフトの特徴
  2. 薬剤師の1日のタイムスケジュール
  3. 薬剤師のシフト管理のポイント
  4. 薬剤師のシフト管理にはシステムの活用が有効
  5. まとめ


薬剤師のシフトの特徴

薬剤師のシフトは、主にその勤務場所の営業時間に応じて設定されています。薬剤師が活躍する一般的な場所は以下のとおりです。


ドラッグストア

ドラッグストアは年中無休で営業している店舗が多く、深夜営業や24時間営業を実施している店舗もあります。薬剤師が常駐する時間を定めている店舗もありますが、基本的には営業時間に合わせたシフトが一般的です。


調剤薬局

調剤薬局は、近くの病院や診療所の外来受付時間に合わせた営業時間となるのが一般的です。


勤務時間は9~18時頃といった日勤が多く、夜間営業を行っている調剤薬局は多くありません。平日の午後や日曜・祝日は休診となる病院もあるため、日曜・祝日を除いたシフトが特徴です。


院内薬局

院内薬局は、病院の開院時間に応じた営業時間となるのが一般的です。


勤務時間は開院時間によって異なりますが、9~18時頃の日勤が多く見られます。夜間外来や入院の対応などを行っている病院では、曜日を問わず、夜勤や深夜勤を導入しているシフトが特徴です。



薬剤師の1日のタイムスケジュール

ここでは、ドラッグストア勤務における一般的な早番(8時間労働)のタイムスケジュール例を紹介します。


▼9:00~18:00に勤務する場合


スケジュール
業務内容

出勤

09:00

  • 清掃
  • 前日の引き継ぎ
  • レジ開け
  • 品出し など

開店

09:00

  • OCT医薬品の情報提供
  • レジ業務

昼休憩

13:00

  • 昼食

業務再開

14:00

  • 担当業務に戻る
  • 販促物の作成・設置
  • 一般レジのヘルプ
  • 品出し など

引き継ぎ準備

17:00

  • 在庫確認
  • 医薬品の発注
  • 業務日誌作成

退勤

18:00




薬剤師のシフト管理のポイント

薬剤師は来局者の対応が増えるほど、在庫管理や薬歴記入などの事務作業に時間を割けなくなるため、残業が発生しやすくなります。


滞りなく業務を進めるには各業務に応じた適切な人員配置が必要です。


来局が少ない時間帯に休憩を入れる

休憩時間は、比較的来局者が少ない時間帯に設定するのがポイントです。

混雑しやすい時間帯として、ドラッグストアでは昼の休憩時間や、仕事帰りの人が訪れる夕方の時間帯が挙げられます。


調剤薬局や院内薬局では、午前は診察開始時間の直後、午後は平日の診察受付終了までの時間帯が混雑しやすいとされています。時間帯ごとの流れを考慮し、来局者が少ないタイミングに休憩を入れることで、忙しい時間帯に人員を確保できるようになります。


局内のフォロー体制を整える

シフトを作成する際は、局内のフォロー体制を整えておくことも大切です。薬剤師の仕事は高い専門性が求められるほか、ささいなミスが医療事故につながるおそれもあります。


調剤ミスや事故などを防ぐためには、スタッフがのびのびと働き、ミスが起きてもフォローしあえるような人員配置が不可欠です。その日の調剤内容やスタッフの経験や能力を考慮して配置すれば、それぞれが実力を発揮しやすくなり、業務品質の向上にもつながります。


スタッフとの情報共有を円滑にする

滞りなく業務を進めるためには、円滑な情報共有が欠かせません。問合せやクレーム、薬剤の在庫状況などを共有することで、適切な処理が可能になります。


また、薬剤師にはフルタイムで働く人だけでなく、午前のみ・午後のみといった短時間勤務で働く人もいます。スタッフ間で情報共有できる仕組みがあれば、全員がそろわない状況でも引き継ぎ漏れや処理漏れなどを防止できます。




薬剤師のシフト管理にはシステムの活用が有効

シフオプ


薬剤師のシフトを作成する際は、適材適所の配置やスタッフの協力体制などを考慮することが重要です。


そのための方法として、シフト管理システム『シフオプ』の活用が適しています。

シフオプは、各時間帯の勤務状況を可視化できるため、「どの時間帯にだれが勤務しているか」を一目で確認できます。


また、各スタッフにメッセージを送信する機能も備わっています。伝達事項や業務内容などの情報をスタッフ同士、または管理者と共有でき、引き継ぎもスムーズになります。


さらに、シフオプは複数の系列薬局とのシフト共有が可能なため、さまざまな拠点で運営する場合でも一元管理できます。拠点同士でヘルプスタッフを送り合うことで、ヘルプの確保にも役立てられるでしょう。



まとめ

薬剤師は、勤務場所によって勤務時間帯が異なるため、シフト制が採用されているのが一般的です。曜日や時間帯で忙しさが変わるほか、調剤業務以外の業務に携わるため、残業が発生してしまうケースもあります。


薬剤師のシフトを作成する際は、適材適所の配置やスタッフのフォロー体制を考慮することが大切です。


薬剤師のシフト管理にお困りの方は、ぜひシフオプの導入を検討してみてはいかがでしょうか。

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