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交代制のシフトパターンを解説! 向いている職種やメリット・デメリット

交代制勤務とは、勤務時間を一定の時間帯ごとに区切り、ローテーションして働く勤務体制のことを指します。一般的に工場や医療機関などで採用されており、多くのシフトパターンが存在します。

本記事では、交代制のシフトパターンやメリット・デメリット、シフト管理の重要性について解説します。


目次[非表示]

  1. 代表的な交代制シフトは6パターン
  2. 24時間体制では「3交代制」「2交代制」が一般的
  3. シフト作成が複雑になる交代制シフト
  4. 従業員の体調や希望を考慮したシフト管理が必要
  5. まとめ


代表的な交代制シフトは6パターン

交代制勤務の一般的なパターンは、6つに分類されます。
一般的には日勤・準夜勤・夜勤といったように表記されますが、それぞれの名称は企業によってさまざまです。

①2直2交代制(2交代制)

2直2交代制は、一日を日勤と夜勤に分けて2つのグループで交代する勤務体制です。タクシー会社や製造業などで採用されています。
24時間体制の工場などでは、日勤と夜勤の入れ替わりの際、空白時間を発生させないために残業が発生することがあります。夜勤には深夜割増賃金がプラスされるため、従業員にとっては大きく稼げるシフトパターンですが、一日の勤務時間が長く、体力的な負担が大きいこともあり、従業員の健康管理が重要になります。


②連続2交代制

連続2交代制は、早朝から夕方までの日勤と、夕方から深夜までの準夜勤に分けて2つのグループで交代する勤務体制です。自動車製造の期間工(期間従業員)などで採用されています。
24時間体制ではないため、2直2交代制と比較して心身への負担が少ないほか、深夜割増賃金にかかる人件費を抑制できます。


③3直3交代制(3交代制)

3直3交代制は、24時間を3つの時間帯に分けて、3つのグループで交代する勤務体制です。製造業のほか、医療、小売店、飲食店など、24時間体制で動く職場でよく採用されています。
3直3交代制の場合は、各時間帯の労働時間が8時間程度となるため、従業員への疲労を最小限に留められるというメリットがあります。


④3直2交代制

3直2交代制は、24時間を日勤と夜勤に分けて、3つのグループで2交代する勤務体制です。製造業で多く採用されています。
2つのグループが勤務している日はもう1グループは休みになるため、従業員にとっては休日をしっかり確保でき、雇用者にとっては最少人数で24時間稼働できるというメリットがあります。


⑤4直3交代制

4直3交代制は、24時間を3つの時間帯に分けて、4つのグループで交代する勤務体制です。製造業や検査業などで多く採用されています。
勤務サイクルはさまざまですが、3日勤務して一日休む3勤1休となることが多いようです。各時間帯の労働時間は8時間程度となるため、体力への負担は軽いものの、365日操業している企業が多く全社休日が持てません。また、シフトの融通が利きづらく、グループメンバーを途中で変えにくいというのがデメリットです。


⑥4直2交代制

4直2交代制は、24時間を日勤と夜勤に分けて、4つのグループで交代する勤務体制です。製造業、検査業などで多く採用されています。
24時間体制の2直2交代制勤務と同様に、日勤と夜勤の入れ替わり時に空白時間を発生させないよう残業が発生するケースがあります。一日の勤務時間は長いものの、2つのグループが勤務している日は残りのグループは休みとなります。



24時間体制では「3交代制」「2交代制」が一般的

コンビニエンスストアなど24時間営業の店舗をはじめ、24時間稼働の工場、夜勤対応が必要な医療現場などでは、3交代制や2交代制が多く採用されています。
3交代制と2交代制のメリットとデメリットをさらに細かく見ていきましょう。


3交代制のメリット・デメリット

【メリット】
・常時人員を配置できるため、生産体制や顧客対応の継続性を維持できる
・従業員の体力的な負担を軽減できるため、企業の健全性を担保でき、従業員の定着率向上につながる


【デメリット】
・個別のシフト作成が困難
・コンプライアンスリスクの高いシフトを作成する恐れがある


3交代制は、一日あたりの勤務時間が8時間前後のため、従業員に過度な負担を与えないシフトになります。
注意点としては、夜勤明けに日勤が入るといったリスクの高いシフトを作成してしまう可能性があることです。そういったミスを防ぐには、労務管理を強化する必要があります。


2交代制のメリット・デメリット

【メリット】
・勤務時間が2パターンのみのため、シフト管理が比較的容易になる


【デメリット】
・一日あたりの勤務時間が長く、従業員の心身への負担が大きいため、ケアが必要
・コンプライアンスリスクの高いシフトを作成する恐れがある


2交代制は、比較的シフト管理が容易という点がメリットですが、長時間勤務による心身への負担が重いという側面もあります。シフト作成時には、従業員の健康管理への配慮が必要です。



シフト作成が複雑になる交代制シフト

交代制勤務のシフトは、固定時間制勤務と比べてシフト作成や調整が複雑です。

従業員への負担が重いシフトを作成すると、体調不良や疲労を招く恐れがあり、業務効率の低下や欠勤にもつながりかねません。
労務管理を徹底したシフトを作成することで、従業員の健康被害を防ぎ、現場でのパフォーマンスも向上すると考えられます。

シフトを作成する際は、夜勤ばかり・日勤ばかりなどのシフトになることは避け、一定期間をバランス良くローテーションすることが大切です。
コンプライアンスの徹底はもちろん、従業員の健康状態を良好に保つためにも、公平かつ負担の少ないシフト作成を心がけましょう。



従業員の体調や希望を考慮したシフト管理が必要

交代制のシフト管理では、各時間帯をグループでローテーションするため、月によって働く時間帯にばらつきが出ることがあります。適切なシフト管理を目指すには、まずは従業員一人ひとりのシフトを把握しておきましょう。

そこで役立つのが、シフト管理システムのシフオプです。
シフオプでは、従業員のシフト状況を管理画面上で可視化できるため、“夜勤明けの日勤”といった、従業員の負担が重いシフトにいち早く気づき、健康被害を防ぐことにつながります。

また、“アラート機能”によって、コンプライアンス違反のリスクの高いシフトには警告が表示されるため、無理のあるシフトを未然に防げます。コンプライアンスの強化や従業員の健康管理にも役立てられるでしょう。



まとめ

交代制勤務では、グループごとの勤務体制を調整することはもちろん、従業員一人ひとりの勤務時間を把握する必要があります。

特に24時間稼働する職場においては、夜勤による心身への負担を考慮しなければいけません。従業員の健康管理は生産性の向上にもつながるため、シフオプを活用したバランスの良いシフト作成を心がけてみませんか。

シフオプなら、紙でのシフトでは見落としがちなリスクの高いシフトに気づけるため、管理者にとっても大きな安心材料となるでしょう。

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