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保育士のシフト表の特徴|休暇、勤務のバランスは?

保育園の開所時間は、長い所だと朝の7時から夜の8時くらいまでと半日以上にも及びます。その場合、保育士は最初から最後までいることができません。しかし、シフト表を作ろうとすると、それぞれの都合をはじめ、保育士の経験バランスや担任の都合など検討すべきことがたくさんあります。このようにシフト作成は気を遣う管理業務の一つです。ここでは、保育士のシフト表でよくある組み方の例を紹介し、保育士のシフト作成のコツを紹介します。


目次[非表示]

  1. 「保育士のシフトでよくあるパターン」
  2. 「保育士のシフト作成の難しさ」
  3. 「保育士のシフト作成のコツ」
  4. まとめ


「保育士のシフトでよくあるパターン」

保育士のシフトは保育園の状況に合わせて早番・遅番の2交代制や、早番・中番・遅番の3交代制となっていることが多い傾向です。例えば、7:00~19:00まで開所している保育園の場合、3交代でのシフトはこのように分担されます。


・早番:7:00~16:00

・中番:8:00~16:30

・遅番:9:30~19:00


早番遅番といっても、ある時間帯で保育士が入れ替わるのではなく、子どもの多い時間帯に保育士の数も自然に多くなるよう人数調整されるのが保育士のシフトの特徴です。延長保育を行っていて開所時間が長い保育園や、受け入れている子どもの人数が多い保育園では、忙しくなる時間を中心に間を埋めるように、勤務できる職員を補充して対応するなどの工夫をしています。


特に、子どもたちが登園してくる時間帯や夕方から夜にかけてのお迎え時間帯は人手が足りなくなりがちなタイミングです。そのため、この時間帯にできるだけ人を集めるように調整がされています。中には4交代、5交代や7交代と細かいシフトが組まれることがあります。


保育士はシフトを作って勤務時間や休憩時間を定めています。しかし、シフト上は休憩時間が定められてはいても、規定通りに休憩時間が取れなくなることも多いです。子どもをお昼寝させて13時から休憩というシフトが組まれていたとしても、もし担任している子どもがぐずっていて寝つけなかった場合は休みに入ることができません。


また、順調に休憩を取れても担任している子どもの保護者などから電話が来れば休憩時間でも対応することになります。


「保育士のシフト作成の難しさ」


保育園では子どもの年齢別に、「子ども1人当たり保育士を何人置かなければならないか」という最低基準が決まっています。国の基準では0歳児の場合、子ども3人に対し保育士を1人。1、2歳児の場合は子ども6人に1人となどと定められていますが、これに加えて自治体が国の基準よりも多く保育士を配置するよう定めることも可能です。

つまり受け入れている子どもの年齢や人数に従って配置すべき人数が自動的に決まってしまうので、管理者の裁量で人員を調整することができません。勤務している保育士の数にも限りがあるため、保育士の休暇のタイミングは上手く調整しておかないと、保育園そのものがうまく運営できなくなってしまうのです。

また、発表会や運動会、遠足など保育園の行事がある場合は半強制的に出勤を求めることになってしまいます。このように、保育士は自身の都合によって休みを取ったりシフトを調整したりするのが難しい仕事といえるでしょう。

どのクラスにどの保育士を割り当てるか細かく考える場合は、ベテランと新人の保育士を組み合わせて保育にあたりながら、新人の教育やフォローをして経験を積ませるようにする配慮も必要です。また、どうしても極端に仲が悪い保育士がいる場合は、多少の配慮をする必要があります。


「保育士のシフト作成のコツ」


シフトが組まれていても、自分の時間が終わって帰ろうとしたときに保育園内でトラブルが起きていたり送迎やお昼ごはんなど手のかかる時間帯に差し掛かっていたりすると帰りづらくなってしまいます。過去のシフト例を参考にいつを区切りにしたほうが良いのかについて検討して、上手く回りやすいパターンをみつけておくとよいでしょう。

さらに、保育士自身が子育て中の場合、中番を希望する人が多くなる場合があります。そうすると早番や遅番に回れる人を調整することも必要です。早番や遅番が続くと負担になってしまうことがあるので、特定の人に早番や遅番が集中しないようにローテーションするのがおすすめです。

管理者の都合でシフトを決めてしまうと、働きづらい箇所が出てくるかもしれません。すべての希望を叶えることができなくても、保育士からシフト表について意見を聞いたりするのもおすすめです。また、出勤している保育士をすべてクラス担任に割り当ててしまうと、保育士の急病や手が足りなくなった場合にフォローできなくなってしまいます。


そのため、どの年齢にも対応できるベテランの保育士を、あえて担任につけずフリーで配置しておくという方法もあるでしょう。なお、保育士には子どもと接する時間以外に事務処理や電話、お手紙の作成や制作などやるべきことがたくさんあります。生活にメリハリをつけて保育に集中してもらうためにも、事務をする時間も勤務時間内に収められるように配慮することが重要です。


まとめ

保育士のシフト表を作成する場合は、保育士の都合だけでなく担任や経験など多くの要素を考慮する必要があります。また、残業が前提とならないような組み方も求められます。すべてをアナログで管理するのが難しいという場合には、シフト管理のシステムを活用するのも便利です。

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